緊急総務委員会

私が所属する道議会総務委員会では、15日に地震被害の大きかった日高地方を視察のうえ、17日には緊急の総務委員会を開催し地震被害に対する道の対応について報告を受け質疑を行いました。

Photo_3  道としては、既に、食料・飲料水の支援、救急消防援助隊・災害派遣医療チーム等の派遣、公営住宅への受け入れ、医療機関への被災者の受け入れ、義援金募集の周知などに取り組んでいるとの報告を受けました。私からは次のような質問・指摘を行いましたので、道の答弁と併せて掲載します。

Q.医療品・ガソリン・灯油・毛布などの物資や、さらなる人的派遣の考え。

A.市町村や経済4団体に物資提供を要請した。精神科医等の派遣や医療品の提供を準備中。

Q.「物資を送りたい」「ボランティアに行きたい」「支援金を送りたい」という道民の支援申出を実現するため、道として窓口を置く考え。

A.被災地域の受入れ体制が整っていないためボランティアは待機状態。義援金は北海道共同募金会や日赤北海道本部などで窓口を設けている。

Q.公営住宅のみならず、利用可能な施設や廃校になった学校、民間アパート等で被災者を受け入れるため、道がメッセージを発信すべき。

A.早急に検討して体制を確立し、発信していきたい。

Q.超法規的な対処として、病院の空き病室や空きベッドを利用し、病気ではない人の受け入れができないか。

A.可能な限り弾力的な運用を行っていきたい。

Photo_2 道も短期間に様々な対応を図っていることは理解しますが、私は今回の大地震が未曾有の被害をもたらしていること、そして被災地の皆さんの心情に思いを馳せれば、一日も早く、より効果的で思い切った措置が必要と考えます。道の答弁には物足りなさを感じるところもありましたので、引き続き働きかけていきたいと思います。

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