支庁制度改悪?

22日と23日に、6月10日から始まる第2回定例道議会に向け、道の各部の重要案件や課題について民主党としてヒアリングを行いました。

今定例会の最重要課題は、「支庁制度改革」です。議会としても明日27日に地方四団体(市長会・町村会・市長会議長会・町村会議長会)からの意見聴取を予定しています。我が会派としては、市町村への権限移譲と地方分権推進の立場に立ち、これを補完・支援する「支庁制度改革」のための提言書を知事に提出しています。

しかし、高橋はるみ知事は、本庁とりわけ自らの直轄である知事政策部ばかりを肥大化させ、地域で必要とされている農業試験所、林業試験所などの試験研究機関の独立行政法人化、公立高校の廃止を推進しています。

縮小される5つの振興局(石狩・留萌・日高・根室・檜山)の地域の皆さんから地域崩壊の懸念が示されており、行政のスリム化が目的であれば、まず本庁の行財政改革を徹底的に行い、そして本庁にある機能を積極的に各支庁に移転するべきです。

単なる行政コストのみの議論で地域を崩壊させる支庁制度改革(改悪)には私は反対です。

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