まだまだ春の日は遠そうです
「春眠暁を覚えず」といいますが、まだまだ雪も多く残っており夜もマイナスの気温を記録するなど春の日は遠そうです。
大変遅くなってしまいましたが、一般質問の内容について報告します。
1.市町村立病院の経営健全化等について
市町村立病院の病院事業会計では資金不足比率20%以上の団体が、4団体あるなど厳しい状況であるが道ではどのような対応を行っていくのか質問を行いました。
各団体とも経営健全化計画に基づき改善を行っており、改善が図られている。道としても市町村立病院は総じて厳しい経営環境にあるが、要因としては救急医療など不採算部門を担っており、病床100床未満の小規模病院が全体の三分の二を占めることや医師不足によるものと考えている。計画の進捗状況と解消が図られるように経費の縮減や病床規模の見直、一般会計の適切な繰り出しの実施など市町村に対し課題解決に向けて、経営アドバイザーの派遣や全国の経営改善事例を示すなど必要な情報の提供や助言を積極的に行っていくとの発言がありました。
2.地域医療について
地域医療が危機的にあるなか、地域センター病院でも医師や看護婦不足により、十分に機能を果せてない。センター病院の充実に向けて財政支援を行う考えはないのか、また二次医療圏を見直し地域住民に適切な医療を提供できる体制作りを取り組んでいくべきと考えるが道ではどのように行っていくのか質問を行いました。
道でも国庫や道単独の補助など医師派遣事業などの運営に助成してきたところであるが、22年度からセンター病院などに指導医を派遣しているほか、今年度から救急医療や周産期医療などの施設設備整備や専門医派遣などを取り組んでおり今後も医療提供体制の充実を行う。
2次医療圏についても人口減少や高齢化が進行している本道においては面積や受療動向、交通事情などを総合的に考慮し、来年度の医療計画の見直しの中で様々な団体の意見を聞きながら2次医療圏の設定をしていくとの発言がありました。
残りの質問については次回報告します。