新型コロナウイルス感染症に係る緊急要請を実施しました

5月も中盤になりました。今年は新型コロナウイルスの影響で様々なイベントが中止や延期となり、自粛の中でのゴールデンウイークとなりました。

さて、国が緊急事態宣言を5月31日まで延長し、北海道においても道内全域を対象に休業等の要請期間を当面15日まで延長したことから、5月12日に道連および道議会会派の連名で、 鈴木知事に4回目の「新型コロナウイルス感染症に係る緊急要請」を実施しました。

鈴木知事に緊急要請をしました。

要請内容は以下のとおりです。

1.休業協力・感染リスク低減支援金(以下、支援金)について、中小企業及び事業者の多くが5月6日までの休業協力に対して支給されるものと理解しており、各所において混乱と不満が噴出している。当初の「5月15日まで継続してご協力をいただくことが支給要件」を改め、事業者等の努力に報いるためには、期間にこだわらず支給すること。また、それ以降、休業等の協力を行った事業者等に対し支援金の上積みを図ること。

1.支援金の支給基準について、休業要請の対象施設において、複数の個人事業者が一つの施設で営業しているケースで、施設を休業した場合は、代表者に1事業者分を支給するとしたことから、事業者間に公平性を欠く事例が生じている。また、休業要請対象施設の取引業者には、対象施設の休業により実質、営業ができない状況にあり、多大な影響を受けている。こうした状況を鑑み、支給対象を「施設」から「個人」にも拡大し、併せて支給要件を緩和し影響の低減に向けた支援を行うこと。

1.事業者への休業要請の延長により、経済の停滞は長引き道民の不安は高まっている。依然として新型コロナウイルス感染症の終息に向けた先行きは見通せないが、教育環境や社会、経済の機能を破綻させないためにも、一定程度の活動再開の指針を策定し、道民や事業者等が安心して日常生活に戻る道筋を示すこと。併せて、要請解除と継続する地域を分ける際には、地域間の人の移動による混乱への懸念があることから、万全の対策を講ずること。以上

道民の切実な声を伝えます!

今後の生活に不安を感じ、大変心苦しい状況であると思いますが、この世界的な危機を乗り越えるためには、私たち一人ひとりの行動や感染症対策が非常に重要であり、今こそみんなが「団結」と「連帯」の絆を強固にしなければならないときです。

道内においても混乱は続いておりますが、一日でも早く元気な北海道を取り戻せるよう全力で活動していきます!